DiscordでBGMをかけながらオンラインボードゲーム
最近、Discordで通話しながらオンラインボードゲームをやる機会が増えてきました。
対面ではない分、遊ぶのが難しいゲームもありますが、感染の心配なく楽しめるメリットもあり、オンラインで遊ばれる方も多いのではないでしょうか。
BGMをかけながら遊べるといいなと思ったんですが、Discordは会話向きのため音楽はあまり聞き取れませんでした。
調べてみると……
ありました。ボイスチャンネルに入ってきて音楽を流してくれるbot「FredBoat」。
;;play [キーワード or YoutubeのURL]
をテキストチャンネルに入力すると音楽が流れ始めます。
さらに便利なのが……
今遊んでいるボードゲーム名を(英語で)入力するとそのボードゲームの雰囲気にあった音楽が紹介されます。これを「FredBoat」で再生すると盛り上がります。
注意点として、「FredBoat」の音量が大きいため会話が聞き取れなくなることが挙げられます。ボイスチャンネル内のユーザ名を右クリック(スマホの場合はタップ)すると個別に音量を調節できますので、下げることをおすすめします。
他にも便利なサイトがあればぜひ教えてください!
2018年のふりかえりと2019年に向けて
2017年の夏頃からハマったボドゲ沼。初めて丸1年浸かっていた年でした。週末には北摂エリアで多数のボードゲーム会が開かれており、遊ぶ場所に困ることがありませんでした。主催してくださった方々、一緒に遊んでくださった方々に感謝です。
2018年 3大ニュース
1. ナンバーナインbotを作った!
2月くらいでしたね。カルカソンヌ仮面ことゆれひさんの発案に協力するかたちでシステム開発に携わりました。メビテンに載せて頂いたり、某有名アイドルにも参加して頂いたり一時は盛り上がりました。今でも参加して頂いている方がいらっしゃってありがたいです。気が向いたら次のボードゲームbotを作る予定です。
twitter.com
3. 上京が決まった!
春から東京です! ここ2年くらいで築いたボードゲームコミュニティがほぼリセットされてしまいますが、新たな環境を楽しみたい!
ボードゲームプレイ数 & 所持数
遊んだ数 570
所持数 180
となりました。年初の記録を取っていないので正確には分かりませんが、前年末比でそれぞれ +300, +100 くらいかと思います。
bodoge.hoobby.net
【ボードゲーム分析】センチュリー:スパイスロード 勝利点カード編
センチュリー:スパイスロード、最近手に入れて何十回とプレイしています。
楽しい!!
今まで何となくでプレイしていましたが、数値的に捉えてみたらどうなるだろうかと考えてみました。
市場に出回るスパイスは
黄<赤<緑<茶
の順で価値が高くなっていくゲームです。正確にはスパイス名が付いていますが、ここではわかりやすさのために色で表記します。(身内でプレイするときはチーズ、トマト、枝豆、チョコと呼んでいたり…… お腹が空きます。)
仮説
なんとなーく、1手番に2点の価値があるんじゃないかと考えて
黄:1点
赤:2点
緑:3点
茶:4点
としてみると、初期手札の黄色2個もらうカードも2アップグレードのカードも1手番で2点分の行動ができるのでしっくりきます。
この仮説を勝利点カードから検証してみます。
お買い得カード発見!
先ほどの仮説の点数と照らし合わせてみると、ほとんどのカードはぴったりと合いましたが、一部仮説よりも点数が高い勝利点カードがありました。
割引額順に並べてみます。
36枚の勝利点カード中、24枚は計算が合いました。
しかし、5枚は仮説による勝利点+2点、7枚は+1点となりました。
+2点となっている勝利点カードの共通点は、購入に4種類全てのスパイスが必要なことでした。
+1点となっている勝利点カードの共通点は、購入に3種類のスパイスが必要なことでした。
計算が合う勝利点カードは、2種類もしくは1種類のみで購入できるカードでした。
結論
黄:1点
赤:2点
緑:3点
茶:4点
という仮説は正しそうです。また、3種類以上のスパイスが必要となる勝利点カードはお買い得であり、意識して狙うと良いかもしれません(それ以前に金貨の3点、銀貨の1点ボーナスが大きいので場合によりますが)。
次回はスパイスの交換などができる商人カードをもとに考察する予定です(いつになるか分かりませんが)。
- 出版社/メーカー: アークライト
- 発売日: 2018/03/16
- メディア: おもちゃ&ホビー
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ナンバーナインbotを作りました
こちらのアカウントで運用しています。
twitter.com
経緯
ナンバーナインのカード20枚を、毎日PM9:00から1分間隔でランダムにめくるbotです。
— ナンバーナインbot (@NMBR9bot) 2018年1月18日
本日のナンバーナインは自動ツイート不調により中止いたします。申し訳ありません。
— ナンバーナインbot (@NMBR9bot) 2018年1月18日
今日もナンバーナインbotはうまく動作しなかったけど、離れて暮らす人が一緒に遊べるゲームである事が確認できてほっこりした。(昼間、別アカでのリハーサルはうまくいったんだけど、混み合う時間はダメっぽい。。。)
— ゆれひ (LV.2) (@yurehi) 2018年1月20日
ナンバーナインのbotが不調で大変そうだったので、お手伝いしました。
ちょうど昨日、初めてプレイしたところだったので気になっていたところ。
毎日21時から1分間隔でカードをめくって数字をつぶやいてくれます。
ナンバーナインとは
0~9の数字の形をしたタイルを積み重ねるタイル配置ゲームです。タイルを積み重ね、最も高い得点を獲得することを目指します。上の階層ほど点数が高いシステムです。
活用法
みなさん一家に一つありますナンバーナイン。21時に箱を空けましょう。
botのつぶやき通りに数字を配置しましょう。結果はハッシュタグ #N9bot をつけてツイート。全国のプレイヤー対戦しましょう!
技術的なお話
Pythonで実装した、シャッフルした数字を吐き出すプログラムをCRONで毎日21時に起動するようにしただけです。似たようなbotを作ったことがあったので、そのプログラムを使い回して、1時間くらいでサクッと作成。
サーバを間借りして運用していますので、急に音信不通になることがあるかもしれませんが、ご了承ください。
- 出版社/メーカー: メビウスゲームズ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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ご意見・ご感想は @tokky_bgame まで。
2017年のボードゲームライフ振り返り
あけましておめでとうございます(今更)。
2017年は「趣味」の一番上がボードゲームとなるほどにのめり込んだ1年となりました。
小さい頃から家族でたまに遊んでいたボードゲーム、くすぶっていた熱がついに燃え上がりました。
というわけで、振り返りをば。
7月 ゲームバー3Dオープン & カルカソンヌ日本選手権参加
家から徒歩5分の場所にゲームバーができました。はじめはデジタルゲーム専門なお店だったのですが、三田のボードゲームギークたちが布教した結果、50種類ほどのボードゲームの揃うお店になりました。
6月の予選を通過して参加したカルカソンヌ日本選手権、ここでは言えないほどひどい結果でした。意気消沈していたのですが、懇親会でカルカソンナーの方々と交流するうちに来年もまたこの場所に来たいと思えるようになりました。2018年は決勝トーナメント出場を目指して鍛錬します。
8月 次郎キャスを聴き始める & テーブルオン初参加
川西ボードゲーム会の主催者の次郎さんが配信しているキャスを聴き始めました。ボードゲームを買いまくる次郎さんの面白おかしい話を聴くのが日課に。流行っているボードゲームやイベントの情報を知ることができてとても参考になりました。ゲームストアバネストさんやエッセンシュピールの存在はここで知りました。ありがとうございます。
テーブルオンは1周年記念の会で初参加しました。あの頃は気温も想いも暑かった!
ボードゲーム会 参加回数
今年のゲーム会参加回数を数えてみた。
— とっきー (@tokky_bgame) 2017年12月17日
4月:1回
5月:0回
6月:1回
7月:1回
---ここまでボっち会のみ---
8月:2回(テブオン初参加)
9月:5回(川西・西宮初参加)
10月:3回
11月:4回
12月:3回 + 1 (予定)
なんだかんだで沼に沈んでまだ4ヶ月。
実は、12月、5回参加しました(笑)
ボードゲーム沼にずぶずぶ
— ちょこ (@awamoriwww) 2017年12月18日
2017年に遊んだボードゲーム
遊んだゲームはボドゲーマというサイトで記録しているのですが、昨年末時点で221種類となりました。年初ではおそらく20種類くらいだったので、2日に1つは新しいゲームを遊んだ計算になります。
bodoge.hoobby.net
ゲームマーケット2017秋に行ってきた!
※この記事は「ボドゲ紹介02 Advent Calendar 2017」の12/13(水)の記事です。ボドゲ紹介ではありませんが、便乗しました。ごめんなさい。
ゲームマーケット2017秋に行ってきました!
はじめてのゲムマ!
1日目に用事が入ってしまい、2日目のみの参加。ゆっくりして10時30分頃に到着。
・グラム
行くアテもなかったので、初手バネスト! 試遊卓が立ちそうだったので参加。アクションゲームはあまり好きじゃ無いんですが、楽しめました。グラム。
多くの種類のタイルを集めた方が点数が高くなるようにデザインされており、自分から遠くても狙いに行く必要があって、リアルタイムゲームにありがちな席の位置による不公平感がない点がGood。
・飛騨古川
続けて飛騨古川。『君の名は。』で有名になった飛騨古川の町並みを作っていくゲーム。非公開競りゲー。個人的には、非公開情報が多すぎて戦略を立てづらい印象を受けました。何度かプレイすると味が出てくると期待。これは購入しました。
・オインクゲームス
昼過ぎにトロイカの試遊をして、そういえばと思い立ってガチャをしに行くも完売……。12時前に終わったそうです。
・買い物ラッシュ
お昼休憩を挟んで14時頃、到着した友人と合流して買い物ラッシュ。どんどん荷物が重くなっていく。友人が試遊せずにポンポン買っていてびっくり。
16時頃に離脱。東京駅行きの都バスはガラガラでした。
・戦利品
というわけで戦利品! ドーン!
良かった点
・試遊をしてから購入できる。
試遊できるブースが数多くあるため、コンポーネントの中身を見て、実際に遊んでから購入できます。あとで説明書を熟読する手間も省けますし、ハズレることもなくなるのでGood!
・新作がある、安い。
ゲームマーケットに合わせて新作を出すところが多いため、気になるメーカーやサークルの新作に出会えます。そして、ゲムマ特別価格で発売されていることが多いため、気持ち安いです。終わりがけにボードゲームショップのブースを通りがかったら「交渉次第で安くしますよ!」と言われて、合計5300円(これでもかなり安い/しかもエッセンの新作も混じっている!)を4000円にしていただきました(ありがとうございました)。
・普段出会えないゲームに出会える
ブラブラと会場内を歩いている中で目に止まったゲームを買うシチュエーションが何度かありました。どこを見回してもゲームという幸せな空間でした。
反省点
・事前の情報収集が間に合わなかった。
・回る順番を決めていなかったため無駄な移動が多くなった。
・作者さんとの交流をしたかった。
改善してほしい点
会場が(駅から)遠い。
座って休憩できるスペースが欲しい。
カルカソンヌ 本当に先手が有利?
「ボードゲーム × 確率統計」 第一弾はみんな大好きカルカソンヌをテーマにします!
はじめに
カルカソンヌの2人対戦、引けるタイルの枚数が違うことなどから、先手が優位という見方が一般的なようです。
ここでは、統計的検定を用いて本当に先手が有利なのか確かめてみます。
カルカソンヌとは
2000年に発売され、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞したボードゲーム。タイルを引き、自分の都市や道を建設しながら得点を重ねていきます。現在でも拡張が出されており、毎年世界選手権が開催される人気ゲーム。
使用データ
『カルカソンヌ最強指南書』p.70 によると、日本選手権2012,2013の先手番は206戦109勝(引き分けは除く)となっています。
いざ、検証
符号検定という手法を使って確かめますが、ここからはできるだけ難しい話は抜きにして説明します。結果だけ見たい人は読み飛ばしてください。
まず、「カルカソンヌの先手に優位性はない」という仮定を置きます。
先ほどおいた、「カルカソンヌの先手に優位性はない」という仮定のもとでこの「206戦109勝」という結果がどのくらい珍しいのか考えます。
この仮定により先手の勝率は50%となります。
つまり、勝率50%の試合を206回したときに、109勝以上する確率と言い換えることができます。
縦軸に確率、横軸に勝利回数をとったグラフを作りました。109回以上勝つ確率は赤で塗りつぶした部分です。
赤い部分(先手が109勝から206勝する確率の合計)は22.2%となりました。一般的には5%や10%以下の場合に仮説が否定されますので、今回の「カルカソンヌの先手には優位性はない」という仮説は受け入れられることになります。
結果:先手が有利という確証は得られなかった!
カルカソンヌJ (Carcassonne J) ボードゲーム
- 出版社/メーカー: Carcassonnej
- メディア: おもちゃ&ホビー
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